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練習船大島丸が鹿児島本港南埠頭に入港中の5月25日に、鹿児島商船学校練習船「霧島丸」遭難慰霊碑献花式が行われました。
大島丸乗組員教職員(9名)・学生(38名)・同窓会鹿児島支部(5名)が参加しました。
献花式後は、鹿児島大学水産学部内を案内して頂きました。
同窓会鹿児島支部より、N67 堀ノ内仁 N71 大迫哲哉 E71 堂薗博海 E75 岡辻一十 N76 山下和彦 が参列しました。
◎ 鹿児島商船学校練習船霧島丸海難事故について
昭和2年3月9日、現在の鹿児島大学水産学部の場所にありました県立鹿児島商船学校の練習船 「帆船霧島丸(木造 997GT」 が、千葉県犬吠埼沖で荒天のため遭難し、 白浜重雄船長以下53人全員が死亡するという痛ましい海難事故がありました。
当時,全国にあった県立商船学校の練習船は木造船で海難事故も多く、 この事故を契機に昭和5年に大型鋼船練習帆船「日本丸」と「海王丸」が建造されました。またその運行を管理する航海訓練所が新設されました。
昭和4年6月、 校庭に霧島丸殉職者の功績を永く伝えるために、 霧島丸記念碑 (香川県産の奄治石)が建立されました。
題字は元帥伯爵 東郷平八郎閣下、 碑文は鹿児島県立第一高等女学校教諭 小松文雄氏。
(敬称は省略します)
(文責 N67期 堀ノ内 仁)
鹿児島港寄港独立行政法人海技教育機構 練習船「青雲丸」表敬訪船(令和7年1月25日)