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酒迎会長から全船協(全日本船舶職員協会)への入会のお願い

大島商船高専同窓会の皆様へ
全日本船舶職員協会への入会のお願い
 
拝啓
7月の西日本豪雨で被災された方々には衷心よりお見舞い申し上げます。

さて、私はこの度平成30年6月の全日本船舶職員協会の総会・理事会において代表理事会長に就任しました。どうぞよろしくお願い致します。

私が会長に立候補しましたのは、2年前に5校商船高専の商船学科の総定員を現行の200名から120名に削減する案に反対し、瀬戸際で削減案の撤回に持ち込めた事を契機に、5校同窓会長連絡会を立ち上げて、全船協の改革に関する協議を重ねて来ました。
昨年までの全船協の運営はこの十年間、赤字収支の連続であり、会の生命線である会員も千名を切る危機的な状況でした。この状態を打破すべく、5校同窓会長連絡会の推挙を頂いて会長に立候補した次第です。

全船協の存在意義が希薄となり、その結果会員も激減の一途を辿っているのは、正に全船協が会員に必要とされる活動を発信できていなかったからだと考えています。
今後は、全船協が積極的に、5校商船学科の存続を文科省、国交省、高専機構及び海運業界に訴えて参ります。5校商船学科による外航船舶職員の養成を継続すべきだと考えます。

喫緊の課題は、練習船に乗船中の実習生から食費を徴収する事案があります。
これは、海技教育機構(旧航海訓練所)が財務省の指示の下、海事局の指導を受けて、平成31年度から徴収実施すべく最終検討段階にあります。全船協は断固反対して参ります。

私は会長立候補に際し、無報酬ボランティアで会長職を遂行することを明言しました。
今回の新執行役員(会長、副会長、専務理事)は全員が役員報酬を返納し、赤字収支からの脱却を実現させる決意です。

ここで皆様にお願いがあります。
全船協の会員は減少の一途を辿り今や千名を切る危機的な状況にあります。会の運営は基本財産の運用収益、賃貸収益及び会費収入で運営されていますが、このままでは会の運営に支障を来たす局面となります。皆様におかれましては、どうか海洋立国を支える5校商船高専・商船学科の振興支援活動を行う全船協に力を貸して頂きたく、本会への入会を切にお願い申し上げる次第です。
 
敬具
大島商船高専同窓会会長 酒迎和成